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Post by ヘレン on Jul 1, 2022 1:17:36 GMT 9
91. 部屋の真ん中には、緑色に光っている大きい四角いものがあった。形以外に、前に見た岩によく似ていた。 「おかしいな。太陽の光がないのに、ずっと光ってる」とヤサトが言った。 「この部屋のコンピューターにエネルギーを与える」と遠くの人が説明した。 「コンピューターは何だ?」 「いや、それは難しい。たくさんの情報で計算する技術。持っている二個のアイテムもそうだ。」
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Post by Ktrrx on Jul 4, 2022 0:36:00 GMT 9
92。ヤサトは「なるほど・・・わからん。」 「いいよ。なんでもない。コンピューターの前にはコンソールがあるだろう。」 「どれは?」 「どれも。」 「俺は消えないのね?」とヤサトは半信半疑で聞いた。 「いや。何か入力するだけでいいんだ。」
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Post by Ktrrx on Jul 9, 2022 22:50:52 GMT 9
93。「よしコンソールの前に立ってると思う」とヤサトは言った。 「良い。今、入力してください。『RocketSiloClosed=False』」 「なにそれ・・・分かった。」 どこの遠くからゴロゴロの音が聞こえている。 「あの音が何?」とサラはギクッと聞いた。 「ロケットサイロが開かれた」と四角いものの声が返事した。 「ロケ・ット・サ~・何だ?」 「ロケットサイロ。大丈夫。空いている。」 「ロケットは一体何だ?」とヤサト、サラとボーは一緒に聞いた。
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Post by Ktrrx on Jul 13, 2022 23:25:40 GMT 9
94。しばらくの間に静かだった。そして、四角いものは「我々は、君たちが迷星人という種族の古い地下施設にいている。基本的に武器だった。」 「だった?」 「言ったように、ロケットサイロが空っぽだ。」 「そうか。運がいいわね。で、なんでそこに行くの?」とサラは聞いた。
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Post by ヘレン on Jul 14, 2022 1:18:45 GMT 9
95. 「ロケットがきっと残ってないけど、それでも調べよう。向こうの廊下で。」 少し歩くと、大きい部屋に着いた。ほとんど空っぽだったが、隅には不審な小包があった。ヤサトが拾った。 上には、空が見えた。「ここから出よう!サラさん、今度は飛ぼう。緊急の状況だよ。」とヤサトが叫んだ。 「待てよ。ここで終わっていない。」と四角い物の声がした。 「残念だよ。他の研究について話そうね。『剣』の所に向かっていた。」 ヤサトはサラの魔法で軽くなった。ボーは他の二人を運んで外に飛んだ。後ろには、大きい扉が急に閉まった。 「じゃあ、この包はどうかな。」
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Post by Ktrrx on Jul 17, 2022 0:42:52 GMT 9
96。「よかった。俺たちはこのロキ・・・ロカ・・・なにトサイロから逃げることができた。」 「そうね。で、ここはどこ?砂漠?」 ヤサトたちは見渡すかぎり砂だった。 「知らん。小包を開こう。」 小包が開かれたら、変な粉が出てきた。 「なに?これは・・・」それで、ヤサトは眠ってしまった。 「え~?眠り粉か?やばいやばい。あたしのネズミ体にも動けなくなってしまった。どうしよう~。」 「ねサラ。眠りながら話しているのがおかしそう」とボーは言った。 「まあ、実の体がここにいないわね。仕方ないな。あたしは直接来なきゃならない。ボー?手伝ってください。あたしをここに導いて。」
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Post by ヘレン on Jul 18, 2022 8:09:39 GMT 9
97. ヤサトはとうとう起きた。「あれ?ボーはどこ?」 「私の本体を連れてきている。」 「よかった!でもな、喉が渇いてる。あそこには水が多いすぎたけど、今は飲み水はもうない。井戸を探そう。魔法で手伝ってくれない?」
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Post by Ktrrx on Jul 19, 2022 15:45:39 GMT 9
98。「ネズミだから難しそう。ごめん。でも、私は着いたら水を作ることができるわ。それまでヤサト頑張ってください。」とサラが言った。 「気にするなサラ。大丈夫。あのね、四角いものの声が怒っているんだろうか。」 「さあ~。その声は施設の外で話せなさそうね。」 「確かに。四角いものも冷たい。」 「たぶん施設からエネルギーをもらって今尽きたとかなんとか。」
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Post by Ktrrx on Jul 21, 2022 15:25:14 GMT 9
99。「声の名前は何だろう。」 「分かんない。名前付けようか?」 「そうだなぁ。イド。」 「イド?なんで?」 「喉が渇いてるので」 しばらくの間に、静かだった。そしてサラは。 「バカ…」
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Post by ヘレン on Jul 22, 2022 9:04:05 GMT 9
100. 「他のエネルギーの元に近づくと、また話すかな。名前を聞こう。」 「そうだね。」 その時、少し離れた所には黄色い蛇がいることに気づいた。長い間静かに見つめていたようだ。 「気をつけて。毒があるよ。」とサラがそっと言った。 「そうだね。でもネズミのほうが気をつけてね。」 最初の石が振動した。見ると、今度は蛇の絵が表面に描かれていた。 「先回と同じように、本物に近付けたら、何か起こるかな。」とヤサト。 「バカ。」
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Post by ヘレン on Jul 23, 2022 22:56:04 GMT 9
101. ヤサトはカバンを盾のように足の前に持ちながら、ゆっくりと蛇に近付いた。急に、声がした。本当に石だったが、まるで蛇が話したように思えた。 「こんにちは。迷ったみたいだね。」 「そうだね。ここはどこ?」 「砂漠だよ。」 「当たり前だよ。井戸を知ってる?」 「知ってるよ。ついてきて。」 不思議なことは、本物のヘビは動き出した。
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Post by ヘレン on Jul 26, 2022 19:26:33 GMT 9
102. ヤサトは少しためらってから、ゆっくるとヘビの後を追った。夜になった。星がたくさん現れた。 「星はきれいだね。」とヘビのような声がした。 「そうだね。迷星人を研究している。迷星知っているの?」 「知っているよ。今は見えるね。行きたいの?」 「そうだけど、どうやって?」 「そのような重い存在が行けないと思う。」 ついに、城のような跡にたどり着いた。中庭には、回りより新しそう井戸があった。 「さようなら。」とヘビが急に言って、石の間に消えた。
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Post by Ktrrx on Jul 26, 2022 20:34:31 GMT 9
103。「気をつけてヤサト。このヘビがおかしい」 「だって喉が渇いてる」 「分かった分かった。じゃ、井戸にのぞこう」 ・・・ 「・・・・・・水がない」 「多分、降りれるかな?水は底にあるんでしょう」 「行ってみよう!」 ・・・ 「すごーーーい。洞穴みたいだな。」 「これは沼なの?」
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Post by ヘレン on Jul 29, 2022 5:59:19 GMT 9
104. 「これは飲み水じゃない。残念だね。」 上には、星空がまだ見えていた。沼には、一つの星が映っていた。
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Post by Ktrrx on Aug 6, 2022 14:56:10 GMT 9
105。星が映っている場所をじっと見たヤサトはあそこに移動していた。 「あぶない!」とサラは叫んだのに、ヤサトは止まらなかった。 「見てサラ。水面の下に、何かがある」 「だってきっと深くあぶないから気をつけて」 ヤサトはこの星が映っている場所を近寄った時、腰まで沼水に浸ってきた。そして、この物を握ろうとした。 「剣だ」
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